TA(交流分析)コンサルタント養成講座

Being in the Flow

【はじめに】

TA(交流分析理論)で自我(エゴ)を知り、人との関わりを知り、人生のシナリオを知る。

TA(交流分析理論)を深く理解すると、人生が変わります。

・TA(交流分析理論)とは…?

 

私たちは自我(エゴ)で生きています。

しかし、実は…私たちが自分だと思っている「私」は、生まれた後に形成されるサバイバル(生き残り)のプログラムなのです。

えっ?…

私は…プログラム?

僕も初めてそれを知ったとき、愕然としました。

そんな…バカな…

仏教の開祖ブッダは「生きることは苦しみである」と言いましたが、この苦しみはまさに自我(エゴ)が創り出す苦しみに他なりません。

自分自身の自我(エゴ)を知ることで、初めてほんとうの自分らしい自分から(自我の反応的、反射的人生でなく)、深い納得感と安定感の中で人生の選択をすることが可能になります。

そうして初めて、より良い人生を生きることが出来始めるのです。

この自我(エゴ)は誕生直後からの親との関わりや出来事によって作られる「社会に適応するためのプログラム」です。

自我(エゴ)はふたつの恐れを抱いています。

❶ひとりにされる恐怖

私たちは生まれる前、母親の子宮の中で何もするべきことはなく、安心して存在していました。しかし、産道を通ってこの世界に生れ落ちた瞬間、自分で呼吸をし、栄養を補給し、生存していかねばなりません。

生れ落ちた瞬間に、完全で安定して平和なスペースである母親の胎内から放り出されて、ひとりぼっちになるのです。

これを「ひとりにされる恐怖」と呼びます。

神話ではアダムとイブの「エデンの園」からの追放に例えられます。

 

❷生き延びたいという欲望

私たちは生れ落ちたあと、生き延びていかなければなりません。人間の赤ちゃんはすぐに動くことが出来る動物たちと違って、自分で食べ物を獲りに行くことが出来ません。

母親から長期的に面倒を見てもらわないと生きていけません。

生き残る、サバイバルしていくために、周囲(特に母親)からの承認という関りを、身体的にも精神的にも必要としています。

そのために様々な手練手管を弄して智慧をつけ、経験を重ね、サバイバルしていかねばなりません。

これも神話では「ヘビによる智慧」と例えられています。

 

こうして「エデンの園」を追放された私たちは、ひとりぼっちでサバイバルの人生を歩み始めるのです。

この原初のふたつの恐怖と欲望を満たすために創られるプログラムが「自我(エゴ)」です。

私たちは自我(エゴ)が「ほんとうの自分」だと勘違いしています。

自我(エゴ)は不安がベースのサバイバルプログラムですから、執着し、抵抗し、判断することで周囲との間に軋轢を引き起こし、目の前の現実を否定します。そこに様々な「苦しみ」や「悩み」が起こります。

自我(エゴ)は不安を埋め合わせるために、幸福や成功・承認を自分の外側に求め続けます。

自我(エゴ)をベースに生きていると、終わりのないサバイバルの欲求不満の人生を歩み続けることになります。

常に不安を感じ、まだ来ぬ安定した未来を目指し、ネズミ車の中のネズミのように永遠に走り続けます。

残念ながら、そこに「幸せ」はありません。

自我(エゴ)は、常に乾いているからです。

満たされても、しばらくすれば、また乾いて、次に向かって盲目的に走り出します。

こうして「走っている」ことすら気づかぬまま、一生走り続けます。

これは「悲劇」という「喜劇」です。

 

この講座では、自分の自我(エゴ)プログラムの特長や特性をTA(交流分析理論)で読み解いていきます。

 

●TAコンサルタント養成講座の紹介(約6分)

画面クリックすると映像に飛びます

自分の自我(エゴ)に対する理解が深まることで、今まで自我(エゴ)に振り回されて、あわただしく混乱していた人生から、本来の静かな自分にアクセスしやすくなります。

またさらに、この講座の全過程を修了し、受験料(別途)を支払うことで一般社団法人ストロークフルライフ協会認定の「TAコンサルタント受験資格」得ることが出来ます。

この「TAコンサルタント」資格を取得することで、心理学TAの知識を仕事に活かしたり、ストロークフルライフ協会の認定講師として「TAミニセミナー」の開催や心理テスト「TPAテスト」のコンサルタント特別価格での利用が出来るようになります。

●資格取得された方々

「ほんとうの自分を生きる」そのための第一歩を、ぜひ踏み出してみませんか。

※受講資格は特にありません。

【この講座のねらい】

この講座はTA理論(交流分析理論)の全般を深く学び、自分の人生および仕事に活用してこうとするための人の講座です。
TA理論(交流分析理論)の基本的な部分である「エゴグラム」から、一番深い「人生脚本」まで学ぶことが出来ます。
この講座を受講することで、自分自身をはじめ、周囲の人たちや人間社会全体の理解が深まり、こころの安定が向上し、周囲とのコミュニケーションの悩みも自然と改善することでしょう。
自分を知ることは、人間社会を知ることと同義です、自分の“自我”の理解を深め、“社会”の中でよりよく生きていく術をTA理論(交流分析理論)で身につけましょう。

①「自分を知る①」

TA理論(交流分析理論)の総論として全体の解説を行い、その後、TAの基本である「自我状態分析」から、自分の自我を理解します。自分の性格がどのような特徴で、良いところ、そうでないところ、そして性格がどのように作られてきたのかを理解していきます。

②「自分を知る②」

初日に引き続き、自我の状態=自分の理解を深めます。2日目ではワークシートを使って、自分も含め、周囲の人たちについてもTA理論に当てはめることで、さらに理解を深めていきます。

③「かかわり方の癖を知る」

自分が周囲の人たちと、実際にどのような「やり取り」をしているかを分析・理解していきます。そして自分が取りがちな立ち位置(OK図表)の認識を深めることで、良い対人関係を作るにはどのように意識すればよいのかを学びます。

④「かかわりのエネルギーを知る」

対人関係で使うエネルギーは二つに分けて考えることが出来ます。ストローク(承認)とディスカウント(値引き)です。この二つのエネルギーの理解を深めることで、よりよい対人関係はもとより、自分自身の心の安定、幸せな人生の歩み方の方法を学びます。

⑤「ネガティブなコミュニケーションを知る」

TAでは「ゲーム」を「繰り返し行動」と意味づけしています。ここでは、繰り返される「ネガティブなかかわり、コミュニケーション」を取りあげます。自分では気づかぬうちに巻き込まれてしまい、なんのメリットもない「ネガティブコミュニケーション」の仕組みを知り、そこに巻き込まれない、そこから抜け出す方法を学びます。

⑥「自分を駆り立てるものを知る」

自分の無意識の中に格納されている「衝動」的なプログラム、それが「禁止令」と「ドライバー」です。そしてそれをベースとして自分の基本感情「ラケット感情」が作られます。ここでは顕在意識の少し下にある無意識のプログラムに光を当て、自分の中にあるうまくいかないパターンを理解し、手放していくことを学びます。

⑦「人生を知る」

TAでは人は9歳から12歳を中心に「私はこういう人生を生きていくんだ」という「人生脚本」を書くと言われています。ここでは自分が書いてしまった脚本のうち、特にうまくいかない「敗者の脚本」を中心に、自分の中を点検し、出来ればそれ手放していくということを学びます。

【講座内容の映像学習特典】

お休みされた場合には講義内容を映像で学習することが出来ますから安心です。

また、受講された方も復習として何度でもご覧になることが出来ます。

【講座日程】

㈳ストロークフルライフ協会ホームページをご確認ください


【講座料金】

8日間 242,000円(税込)
※再受講の場合:38,500円(税込)
※紹介者割引制度あり

別途割引制度あります。お気軽にご相談ください。

 

【講座開催場所】

基本ZOOMにて開催

 

【受講者の声】

【お申込み&お問い合わせ】

◆お問い合わせ&お申込み

(お申し込みの流れ)

 ①講座お申込み(メールにてお申し込み)

 ②お申し込みの確認後(協会から返信)、受講料金の振込先の連絡

  (受講料お振り込みに関しましては、後日ご案内いたします)

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 ④受講

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詳細は事務局にお問い合わせください。

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