10月30日に発売されます「幸せをはこぶネコ」が手元に届きました。
10月30日に発売されます「幸せをはこぶネコ」が手元に届きました。
やはり「本」という形(物質化)して手元に届くと、そのずっしりとした「質感」や「重さ」、本の「匂い」など 、「ああ、物質化したんだな~」と感慨深いです。
僕の頭の中にあった「物語」を物質化していただいた徳間書店の編集者の方や、イラストを書いていただいた清家正悟さんに本当に感謝です。
ブッダは約2500年前「生きることは苦しみだ」と言いましたが、生きづらさ・苦しみは、様々な便利な利器に囲まれている現代も、同様に変わっていないと感じます。
僕が罹患した癌や様々な病気やトラブルの種になっている部分も、この「生きづらさ」に原因のひとつがあるように思います。
この小説は、生きづらさや苦しみ、悩みなどを、様々な心理的ワークを使って読みながら体験的に昇華できる「セルフワーク小説」という形式で書いてみた、実験的物語です。
ネコの導きに従って読み進めて行くことで、主人公と一緒に様々な体験をしながら、 心の中が読む前よりも少しすっきりとして、「苦しみ」が和らぎ、少しでも「幸せ」を感じる状態になれば、ネコのもくろみは成功かもしれません。